料理は夫の幸せ中枢を乗っ取れるお手軽な技術
結婚して、共働きで働いているのに、自分ばかり料理を作るのは不公平だ、
という声を聞きます。
私も結婚当初はそう思っていました。
婚活時代、
若さという武器を失い、稼ぎも性格も悪いアラフォーの私が、
唯一武器にできそうだったのが、料理でした。
料理上手に見せかけて、夫の胃袋をつかんで結婚に持ち込んだようなものなのですが、
実は心から料理好きというわけではありません。
できれば誰かに食事作ってほしいのが本音。
料理って時間がかかるし、頭使うし、めんどくさいんですよね~。
だけど、
最近は料理という役割があるからこそ、家庭内で好き勝手しているのに、許されているように思います。
■料理は夫の幸せ中枢を乗っ取れるお手軽な技術
わたしは、料理以外の家事はかなり適当です。
買い物も、洗濯も、部屋の掃除も、風呂掃除も、
いつの間にか夫がメインでしています。
夫は、キレイ好きで、洗濯大好き。
だけど、料理だけはできません。
一人暮らし長いのに、
かたくなに料理だけはしなかったようです。
料理なんて、本に書いてある手順の通りにやれば、
それなりのものが出来上がるのにね。
料理しないって、
ITオンチな人が、マニュアルを読まないでパソコンの操作ができない!って騒いでいるのと一緒だと思います。
私の料理のレベルは、人に出すレベルのスレスレだと思います。
なぜなら、料理本見ながら、軽量しながらでないと、
作れないからです。
私が思う料理上手な人は、
その場にあるものだけで、目分量で、おいしいものを作れる人です。
私はその域とはかけ離れています。
だけど、そんなレベルの私だけど、
本みて作ればそれなりのものが出来上がります。
私のお粗末な料理でも、
夫は仕事から帰ってきて、自分のために食事が用意されているということに、
この上ない幸せを感じるみたいです。
料理のポジションって家事の中で上位なんですよね〜
料理以外にも、人を幸せにできる技術はあるけれど、
特別な才能も、お金もかけないで、普通の人がすぐにできるのは、
ダントツで料理なんだと思います。
しかも、年をとっても失われないし、
対象となる人が変わっても使える技術です。
なので、
今日もめんどくさい、めんどうくさい、といいながら、
食事を作るのです。